RAINDOG-PROFILE /レインドッグ・野川哲也についてもっと
Shot by "KING" Okubo

											
Shot by "GANMO" Asano
Shot by "WOLF" Nagura
illustrated by Natsuki

●レインドッグ・シーカヤック・スキル・サービスは、 1997年から本格的な活動をはじめたシーカヤックのスクール&ガイドです。 レインドッグでは、カヤックの究極の楽しさは「旅」の中にあり、カヤックの技術は「旅」のためにあるものと考えています。カヤックを安全に楽しむ為のパドリング技術やナビゲーション、マナーなどのスクーリング、旅を進めるための豆知識などを提供しております。 日本全国をホームゲレンデとして、スクール、ツアーを行なっています。 スケジュール以外の日程でも随時受け付けておりますので、ご希望をお寄せ下さい。 また、日本各地の他のアウトフィッターのご紹介もいたしております。

RAINDOG SEAKAYAK SKILL SERVICE is a Kayak Outfitter is active since 1997. Raindog is thinking that the pleasure of kayaking is inside of TRIP. And all of the kayak skills are for TRIP. For safety kayaking, Raindog is suppling a paddling skills,Navigation skills,paddle manners,and Trip Tip. Raindog is active for all season,everywhere in Japan.

野川哲也(のがわてつや) 1970年10月9日、埼玉県大宮市(現さいたま市)生まれ。A+の天秤座。×。 小学生の頃よりサッカーを始めたが、練習に熱中するあまり、中学で両膝を壊し断念。 最初の挫折。同時期に始めた山歩きは現在でも楽しんでいる。 高校でレーシングカヤックを始める。 恩師長嶺先生の改造によりパドルマシーンと化し熱中するが、国体では4位に終わる。 大学時代はファルトボートで海や川で遊んだ。 1995年4月〜12月シーカヤックに乗り日本を巡る旅。 2000年6月〜8月アイルランド島一周。 現在、千葉県のいすみ市在住。 レインドッグの活動の傍ら、日本全国のカヤッカーの力を借りて、専門誌「kayak〜海を旅する本〜」の編集長やってます。

Tetsuya Nogawa:I was born on October 9,1970, at Saitama prefecture.

I started playing football when I was in elementary school. I was so absorbed in practicing that my both knees got injured. This is the first serious frustration that I experienced in my life. But until today I still enjoying trekking that I started at that time.

In high school, I joined Flatwater Racing Canoe Club. My former teacher Nagamine turned me into a Paddle-Machine. I only got to the 4th place in National sports festival.

When I was a university student, I played on river and ocean with falding kayak.

From April 28 to December 30,1995 I circumnavigated around Japan.

From June 1 to August 31,2000 I traveled around the entire country of Ireland by sea kayak.

Now I am living in Isumi-city,Chiba pref,front of the Pacific ocean. And While teaching at Raindog,I am editing the only magazine of sea kayaking in Japan. That magazine is "kayak~the book of ocean trip~".


Boyhood shot by Katsuomi Nogawa 
◎野川哲也の楽しかった主なひとり旅履歴◎

*1995/4.28~12.30:「日本どんぶらこ計画」

Circumnavigated japan 4 main islands (april 28-December 30,1995)

 千葉県の犬吠埼から東北を北上し、北海道を周り、日本海を南下、九州、四国と漕ぎ、スタート地点に戻る。多くのものを見て、多くの人の礼を受けた、実り多き旅でした。この旅において僕はカヤッカーとして大きく成長したと自覚しています。また、人間としてその根本に必要なものを感じ取ることができた気がします。以後社会規格では不適格な人間ですが、旅で受けた恩を還元するべく、自分なりの生を全うすることを考えています。この時に旅の相棒として選んだカヤックにつけた名前が「RainDog」。当時の「航海」日誌をこのHPにて少しづつ「公開」してはいますが、なにしろ膨大な日記なので、始めたことを「後悔」しています。どんぶらこ日記はこちら→日本どんぶらこ計画'95日記

日本を旅している頃。浜名湖。

*1996/ある晩秋の1週間:「奥秩父縦走」

Walk along the Oku-Chichibu ridges (1996)

 たいした旅ではないけれど、日本を漕いで旅している時に、漕ぎながらこのことをずっと考えていた。誰もいない晩秋の山を、まるでこの世の天井を歩いているような気持ちで、背中いっぱいの荷物とともに縦走した。そしてわかった。縦走とカヤックに僕は同じものを欲している。

*2000/6.1~9.1:「Irish Off Beat」

Circumnavigated Ireland (june 1-auguest 31,2000)

 いつしかアイルランドの音楽が好きになり、それをきっかけにアイルランドの歴史や風土、風俗に興味を持つようになった。日本を漕いでまわった後、「エコマリン東京」にて柴田さん(アルガフォレスト)と「次はどこを漕ぎたいか?」という話をした。柴田さんも94年のノルウェーの旅から時が経っていた。ふたりとも旅がしたくて疼いていたんだろう。僕は「アイルランド」と答えた。野川哲也は自称有言実行の漢。他人はともかく自分のいったことで自分をだますことは許されない。大好きなカヤックとアイルランドの2つをあわせた旅、それは最高の思いつき。旅の準備に数年かかったが、それは実行された。恥ずかしながらこの歳にして初めての海外旅行であり不安は大きかったが、アイルランドを漕ぐこと自体は、「日本どんぶらこ計画」の後ということもありかなりの余裕をもって楽しむことができた。旅にでれば旅人は出合う人に様々な礼や恩をうける。それが旅人の仕事。この旅でもアイリッシュをはじめ、同じ旅行者にも、多くの恩を旅に添えてもらった。最高の旅だった。

 レインドッグは、こうした旅を経験し、またこれからも旅をしていくでしょう。そしてそれら旅で感じた「旅の楽しさ」を「カヤック」を通じて伝えたいと考えています。なんだ、これしか遊んでないんだなあ。
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